はじめての歌詠み

日々の生活に彩を添えたいと思い、歌を詠むことにしました。恥知らずの〇〇の手習いです。闘病中ですが前向きにゆっくりと歩いていきます。牛のごとくに、カメのごとくに、

影と二人


杖ついて追い越していく老いの人
われ遅々として影と急がず


リハビリの朝の散歩をしていると、朝の光の中で必死に足を前に出す私を追い越していく杖つく高齢の人。おはようの挨拶をしようとしたがその人は聞こえないのか無言で行く過ぎる。私は長く伸びた私の影と急がず,影に語りかけながら前へと進む。





半分にわけていただく老い二人
おしどりのさま水を彩る


私にに食べさせたいと自分のはなくても私にに気配りする妻、少なくても二人で分けて食べるのが一番おいしい。