はじめての歌詠み

日々の生活に彩を添えたいと思い、歌を詠むことにしました。恥知らずの〇〇の手習いです。闘病中ですが前向きにゆっくりと歩いていきます。牛のごとくに、カメのごとくに、

スタッフの明るさに救われ



おかあさんたわむれに呼ぶ介護士に
こわばる顔も笑みのほぐるる


午前中はリハビリ。集う利用者は高齢者で脳梗塞やガンなどと闘病する人たちが多い。酸素ボンベを携行人も。みなさん歩行が不安定でなんとか歩けるようになりたいと必死にエクササイズする。わたしは風のように走る夢を見た。そうだ。走れるように、駆け足でも。まずはバランスよく歩けることだ。介護士や理学療法士の方々の明るさに助けられている。もう歩けなくなるという恐怖の日々が続いた後で、この施設にたどりついた。少しずつ良くなりそうだ。