はじめての歌詠み

日々の生活に彩を添えたいと思い、歌を詠むことにしました。恥知らずの〇〇の手習いです。闘病中ですが前向きにゆっくりと歩いていきます。牛のごとくに、カメのごとくに、

いちじくのこども


いちじくの葉の散りゆきてひとつあり うれぬみのまま何思う秋


いちじくを庭に植えて3年目で夏の終わりに実がはじめて3個なりました。なんとおいしかったことか。もっとなることを期待していたのですが、葉が茂るばかり。葉が’一枚一枚散り始めたとき、ひっそり身を隠していたいちじくが見えてきました。かわいいいいちじくのこども。大喜びのひとときでした。でも、どうみてもうれそうにありません。うれぬままどうするのでしょう。葉のちりゆく秋深い日に。20231128